大学細分化|著者 野原雅久史
学生時代には、誰でも一度は自分の進路に悩むことがあると思います。高校卒業後は進学か就職か、進学であれば専門学校もしくは大学や短大など選択肢は様々です。
もしも大学進学を選択したいのであれば、大学時代に何をして、どのような大学時代を送るほうがよいのかをまとめました。野原雅久史の体験談になりますが、参考になれば幸いです。
卒業までの単位はできるだけ早めに取得しておく
大学に入学をすると、卒業までは基本的には4年間あります。短大であれば2年で、医学部の場合であれば6年間が基本です。野原は4年制大学を卒業しているので、ここではそのことについてお話します。大学では授業に出席をして単位を取ることが基本です。
指定された単位を取得しなければ卒業することが出来ません。科目には必修科目と選択科目などがありますが、学部によってその割合は違うと思います。
単位を取得するうえで大切なことは、出来るだけ1回生や2回生の早いうちに、ほとんどの単位を取得しておくことが大切になります。そのほうが3回生や4回生になった時に、時間的な余裕が生まれるからです。その時間を利用して就職活動などをすれば、それに集中することもできます。
大学に入ると厳しい受験勉強から解放されます。それがうれしくてつい、遊びを中心に大学生活を送ってしまう人もいます。
遊びまではいかなくても、サークル活動などに精を出しすぎて単位を落としてしまい、進級できたとしてもギリギリだったという人もいます。最悪の場合には、留年ということにもなりかねないので、大学に入学したら遊びはほどほどにして、単位を取得することに注力したほうが、後悔することもなくなります。
野原の場合も卒業はできたものの、単位を落とすことが多かったので、1年間留年をして卒業することになりました。留年をすると学費も多くかかります。就職活動にも影響することは言うまでもありません。ですから、単位の取得はとても大切な行為といえるのです。
資格の取得も試みよう
このように大学では、単位の取得はとても大切な行為なのですが、その他にも入学した学部や学科に関するような「資格」や「検定」を4年間で取得することをおすすめします。
野原の場合には経済学部に入学したので、必修科目の中に「簿記論」が含まれていました。簿記はかなり役に立つ資格なので、簿記論の単位を得た後に簿記3級を取得し、卒業後には簿記2級を取得することが出来ました。
野原雅久史はその他にも「文検」や「漢検」、「パソコン検定」などさまざまな資格や検定にチャレンジし、在学中には合計で8つの資格検定の取得に成功しました。卒業後もすべての資格検定が役に立っているわけではありませんが、取得した資格等が仕事の役に立つことをかなり実感しています。
このように大学時代には単位の取得と並行して、資格検定の取得も考えてみてはいかがでしょうか。必ず就職活動時や卒業後に役に立つと感じることがあると思います。
大学入学の注意点
野原の場合には、実家から大学まで電車をいくつも乗り継いで通っていました。一つ後悔しているのは、もう少し実家から近い大学を選んでおけばよかったということです。
通学時間が往復4時間もありましたので、電車通学はかなり苦痛に感じました。電車通学をするのであれば、せめて往復3時間程度くらいが限界だと思います。往復4時間を超える場合には、大学の近くに下宿したりするほうが楽に通うことが出来ます。
大学時代、学費等を稼ぐために常にアルバイトに精を出していました。今思えば、その通学時間をバイト時間に充てれば、さらに稼ぐことが出来たと感じています。
現代では通学時間の電車やバスの中では、スマホをいじって暇つぶしもできますが、当時はインターネット黎明期だったので、スマホもないので主に読書をして通学時間を過ごしました。もしも通学時間が長いのであれば、電車やバスの中では有意義に過ごす方法を考えておいたほうがよいでしょう。
そしてよく大学生にありがちなのが、授業はほとんど出席せずに、試験だけを受験して単位を得るという人がいます。そのようなことはあまりおすすめできません。これでは何も身につかず、自分のためにならないからです。ですから出来るだけ大学の授業は出席するようにしましょう。
面白みのない授業であっても、何か得ることがあるはずです。4年間だらだらと過ごし卒業して、「大卒」という学歴だけ獲得してもあまり意味がありません。きちんと授業や試験を受けることにより、実力がついていくのです。そのことを肝に銘じて、大学と自分が学びたい分野の学部をよく考えて選択し、受験に臨むことをおすすめします。
授業とバイトと遊びを上手にこなそう
大学時代に遊んでばかりいると、卒業後に後悔することになります。単位取得のことばかり考えていても、つまらない大学時代になります。大切なのは授業や遊び、サークル活動、アルバイトなどを上手にこなすことです。時間の配分を考えながら行動すれば、充実した大学生活を送ることが出来、卒業後も良い思い出だけが残ることになるでしょう。
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